カラーの基礎知識

色の特製

色は、色相彩度明度の3つの要素で表現されます。 色相(Hue)とは、赤とか青といった「色味」を示し、明度(Lightness)は色の「明るさ」のことで、明度が高いほどその色は白く見えます。彩度(Saturation)は、色の「鮮やかさ」を示し、彩度が高いほどその色は鮮やかに見えます。

スキャナ、カラーモニタ、カラープリンタ、印刷機などは、それぞれ表現できる色の範囲が異なっています。

一般的に、カラーモニタで表現できる色の範囲は、他の機器に比べ、かなり広くなっています。その色を印刷の色に置き換えるということは、カラーモデルを変換するということです。RGBカラーとCMYKカラーでは、再現できる領域が一致していません。したがって、Photoshopなどの画像処理ソフトでRGBに変換したあと、CMYKに戻すと、元の色と若干違った色になってしまいます。

★加法混色(RGBカラーモデル)
赤、緑、青(RGB)の3つの波長の光を、さまざまな強さで組み合わせた色の表現です。この3色を光の三原色と呼びます。3色の光をそれぞれ100%で組み合わせると白、0%で組み合わせると黒になります。黒に光を加えて色を表現するので、加法混色ともいいます。カラーモニタやスキャナなどのビデオテクノロジーはこの原理で色を表示しています。

★減法混色(CMYカラーモデル)
白い光から赤、緑、青を除くと、藍(シアン=C)・赤(マゼンタ=M)・黄(イエロー=Y)が残ります。この3色を色の三原色と呼びます。白い光から色を引き算して表現するので、減法混色といいます。プロセスカラー印刷では、この原理で色を再現しており、色の深みを出すためにC・M・Yに黒(K)を加えます。これをCMYKカラーモデルといいます。

プロセスカラー
CMYカラーモデルのシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)に、ブラック(K)を加えた4色をプロセスカラーといいます。印刷ではこの4色のアミ点を重ね合わせることによって、写真やイラストを表現しています。理論的にはシアン100%、マゼンタ100%、イエロー100%を重ねるとブラックになるはずですが、印刷のインキには物理的な限界があるため完全なブラックにはなりません。版ズレを起こした時など、文字や線がぼやけます。ブラックは写真の色を引き締めたり、小さな文字や細かい線を印刷するために必要です。