生産ラインの考え方−−−−−


日本の生産工場は、多品種小ロット生産がますます激しくなっています。
それにともない、下記のような 問題点が発生しています

  1. 1 組立てコンベアの切替えロス増大
  2. 2 機械や検査設備が多いラインは、段取りが面倒
  3. 3 現ラインでは、これ以上生産性があがらない。
  4. 4 それでも、コストダウン要求が厳しい
  5. 5 ラインが長い為に起こる ボンミスによるクレーム
  6. 6 運搬のムダが多いため、人員増大
  7. 7 生産管理システムが悪いため、小ロットの欠品発生・待ちのロス増大
  8. 8 間接人員増大
  9. 9 つくりすぎる販売計画のため、在庫が発生する
  10. 10 リードタイムが1/2にならない為、短納期に間に合わない。


以上のような問題を一挙に解決するのが一人生産方式です


  一人生産方式のライン編成効率は100%
   あたり前ではあるが、ある組立ラインのコンベアばらしの実践例から、年間で数倍も生産性が上がった


  手で持てるものは一人Uラインがよい
   Uラインの原点は機械加工である
   しかしながら一人生産方式は万能ではない


3  ある製品は片手で持てる つまり これなら生産性2倍になる
   人間工学による動作分析


4  ベルトコンベアばらし
  工程ばらしによって 効率化を図る

  流し作業には,どんなムダがあるのか
  1)手待ちのムダ
  2)とりおきのムダ
  3)仕掛りのムダ
  4)手直し・不良のムダ
  5)切替えのムダ
  6)助け合いができないムダ
  7)HT100%のムダ


5  まず、とりおきのムダをとろう
  本来は動作のムダである
  
  第1位.とりおき
  第2位.手待ち
  第3位.つくりすぎ
  第4位.手直し、不良、返品(クレーム)
  第5位.段取り替え
  第6位.運搬
  第7位.方法


6  両手で持てる製品は一人生産方式がよい
   両手で持てる実装品(SMT)も一人生産方式がよい。

   サイクルアップも大切であるが、まず良品率である。
   (SMT)のUライン化。特に、2ラインー人持ちにしよう

   
両手で持てないものはワゴン方式がよい
   月産100台以下ならワゴン方式がよい。

   
自動車のような量産は流れ作業
   トヨタの九州工場は、125S一人方式である


7  一人生産方式が出来たら受注後3日の納品システムにしよう
   つくりすぎのムダ程、大きなムダはない
   それを防止する唯一の方法は、一人生産方式を成功させることである


8  ライン別利益管理をやれば儲かっていることが立証できる
   儲かる一人生産方式の条件としては、そのラインの市場がきめた加工高を達成しなければならない
   標準工数では、儲かっているかどうかの立証はない

  1.標準工数管理の欠陥
  2.ライン別利益管理
  3.ライン別に何名でつくればよいか目標を決定する
  4.適正人員で工程設計せよ
  5.SPD(Stroke Per Day)の組入れ
  6.ライン別稼ぎ高指数による管理
  7.今後の活動展


9  医用機器にもセル生産方式を応用すれば生産性は倍増する
   このセルをアレンジすると さらに生産性はUPする
   たとえば キャノンのフラワ−セル方式も同様である
   
セルを たくさんにするば 量産性の台数の上がる


10 最後にまとめ
   
トヨタ生産方式のIE的中味は、工程ばらしなのである
   ばらさないと新しいものが生まれないからである