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宮廷女官チャングムの誓い商品 表紙に戻る 16世紀初頭の朝鮮王朝。母の遺志を継ぎ、宮廷料理人の頂点を目指すヒロイン、チャングム。宮廷内の権力争いに翻弄されつつも、やがて医学を学び、最後には王の主治医という地位に登りつめるサクセスストーリー。 出演:イ・ヨンエ(ソ・ジャングム役)/チ・ジニ(ミン・ジョンホ役)/ホン・リナ(チェ・グミョン役)/イム・ホ(チュンジョン役)他 第1話「二人目の女」 時は1482年。成宗(ソンジョン)王から元妃(もときさき)を処刑せよという命令が下った。妃は王子に会いたいと訴えるが許されず、毒を仰ぎ、呪いの言葉とともに無念の死を遂げる。武官ソ・チョンスは王命とはいえ妃の毒殺に手を貸したことを悔やみ続けていた。その日、チョンスは山中で一人の老師と出会う。老師はチョンスの運命を握る三人の女の存在を予言する。一人目はチョンスの目の前で毒殺された元妃を指し示していた。時を経て、チョンスは老師に予言された二人目の女に出会う。 第2話「永遠の別れ」 チョンスと、チョンスに命を救われたミョンイは夫婦となり、一人娘チャングムと家族三人、身分を隠してひっそりと暮らしていた。その頃、王に即位し暴君として恐れられていた燕山君(ヨンサングン)は、かつて実母の毒殺に関わった人間を探し出すべく、チョンスなど当時の武官の人相書を全土に張り出す。ある日、チャングムは父・チョンスと村の祭りに出かけるが、チャングムが思わず口にした一言からチョンスの身元がばれ、チョンスは捕らえられてしまう。チャングムは母・ミョンイと一緒に逃げるが、途中でミョンイも命を落としてしまう。 第3話「夢の宮中」 両親を失ったチャングムは、カン・ドックの家に身を寄せる。その頃、燕山君(ヨンサングン)の暴政に耐えかねた臣下たちは、クーデターを企んでいた。首謀者らは燕山君の異母弟である晋城大君(チンソンデグン)の擁立を計画。晋城大君への連絡に、カン・ドックにかわって酒の配達をしていたチャングムが利用される。クーデターは成功し、晋城大君は即位し中宗(チュンジョン)となった。チャングムはその働きが認められ、宮中に上がることになる。 第4話「母の教え」 亡き母が残した日記を探そうと、夜中に王宮の退膳間(テソンカン)に忍び込み、王の夜食を台無しにしてしまったチャングムとヨンセン。ことの次第を知った教育係の尚宮(サングン)は、ヨンセンをかばうチャングムにヨンセンの分まで罰を与える。女官見習の試験が目前に迫る中、チャングムは水桶を持たされ、明日まで水をこぼさず持っていられたら試験を受けてもよいと言われる。チャングムはなんとか試験を受けることができたが、そこには難問が待っていた。 第5話「変革」 女官見習たちの試合の日。クミョンの提案で急遽課題が「松の実刺し」に変更になる。クミョンが圧勝、チャングムも2番の成績を収めるが、チャングムはクミョンに松の実刺しを教わったことがばれて皆からのけ者にされてしまう。チェ尚宮(サングン)はチャングムをかつて抹殺したミョンイの娘ではないかと疑っていた。一方、チェ最高尚宮(チェゴサングン)は、男性禁制の宮中に密かに男の医者を呼び寄せていたことが明らかになり失脚する。新しい最高尚宮にはチョン尚宮が就任。公明正大な最高尚宮のもと、チャングムはハン尚宮により厳しく鍛えられる。 第6話「追放処分」 18歳になってもチャングムは相変わらずの好奇心と行動力とで、さまざまなことに挑戦してはチェ尚宮(サングン)にしかられる毎日を過ごしていた。その頃、中宗の生誕を祝う宴が近づき、明の皇室より錦鶏(きんけい)が贈られた。この錦鶏の料理を任されたのはチェ尚宮とクミョンだったが、クミョンが錦鶏を逃がしてしまう。チャングムはクミョンに手助けを申し出、夜、一緒に宮中を抜け出す。クミョンと別れて錦鶏を探したチャングムは、瀕死の重傷を負った武官を見かけ、手当てをしているうちにクミョンとの待ち合わせの時間に遅れてしまう。 第7話「失意の日々」 宮中を抜け出した罪で捕らえられたチャングムは、チョン最高尚宮(チェゴサングン)とハン尚宮(サングン)がとりなしてくれたおかげでかろうじて宮中追放処分は免れたが、菜園へ送られることになった。菜園は罪人が送られるところで、女官にとっては見捨てられたも同然の場所。菜園に向かう途中、チャングムは過日傷の手当てをした武官ミン・ジョンホとすれ違う。彼はチャングムが手当てをしたときに落としていったものを大切に持っていた。一方、菜園では誰一人働いておらず、チャングムは責任者チョン・ウンベクから「何もしないことが仕事だ」と言い渡される。 第8話「女官への道」 貴重な薬草キバナオウギの栽培に成功したチャングムはその功績が認められ、菜園から水剌間(スラッカン)に戻れることに。女官になるための料理試験まであと7日、チャングムは遅れを取り戻そうと懸命に勉強する。試験当日、筆記試験を一番で正解し二次試験用に最高の食材を手に入れたクミョンに対し、チャングムは正解が分からず窮地に立たされる。さらにその夜、チャングムが二次試験に使う貴重な小麦粉が何者かに盗まれてしまう。 第9話「最初の料理」 料理試験の結果、首席はクミョン、決められたもの以外の食材を使ったチャングムは落第を言い渡された。そこへ試験の様子を見に皇太后が現われる。チャングムの料理を味見した皇太后は、その味だけでなく、代用の材料を選び出した機転と知識に感心し、チャングムを宮中に残すよう命ずる。こうしてチャングムはついに念願の女官となる。その後、チャングムとクミョンはハン尚宮(サングン)の指揮のもと、王の狩りに同行し食事を作ることに。しかし味見をしたハン尚宮らが倒れてしまい、チャングムとクミョンは二人だけで急場を切り抜けなければならなくなる。 第10話「呪いの札」 チャングムとクミョンの作った冷麺に、中宗王は大いに満足した。その夜クミョンは、幼い頃から密かに憧れていたチョンホが、チャングムと親しげに話をしているところを目撃し、嫉妬心を感じる。その後、チャングムは退膳間の手伝いをすることになり、かつて母が退膳間に隠した料理日誌を密かに探す。その頃、チェ一族はある陰謀に関わり、皇后のおなかにいる子どもを女の子にするという「呪いの札」を退膳間に隠そうとしていた。ところがクミョンが隠したはずの呪いの札が明るみに出、夜中に退膳間に出入りしていたチャングムにその容疑がかかる。 第11話「真相究明」 チョン最高尚宮は、宮廷内の陰謀を暴くため、「呪いの札」の一件を公にすべきだと女官長に厳しく迫る。自分も疑われていると察した女官長は、チェ尚宮に命じ裏工作を行う。一方、ハン尚宮はチャングムの無実を明らかにしようと奔走するが、チャングムは退膳間で何をしていたのか、一切打ち明けようとしない。とうとう最高尚宮は苦渋の決断を下す。数日後、カン・ドックが作った料理を食べた王子が、手足の麻痺を訴え倒れるという事件が起こる。疑いをかけられたカン・ドックは身柄を拘束されてしまう。 第12話「ハン尚宮の賭け」 チャングムは王子の手足の麻痺の原因を見事に探り当て、カン・ドックは無事放免される。その頃、女官長の誕生祝の宴が催される。宴の席で最高尚宮の料理を食べた女官長はその味に激怒する。その料理は具合の悪い最高尚宮に代わり、チャングムが味付けしたもの。チャングムは、自分の味覚が麻痺したままであることに気付く。一方、チェ尚宮は、期に乗じて最高尚宮の座を得ようと画策。それを察したチョン最高尚宮は、対抗策として、次期最高尚宮を決定するにあたり「競い合い」を行う事を王に提言する。 第13話「みそ騒動」 最高尚宮(チェゴサングン)の座を巡り、「競い合い」をすることになったハン尚宮(サングン)とチェ尚宮。チェ尚宮はクミョンを、ハン尚宮はチャングムを助手に指名する。味覚を失っているチャングムは辞退を申し出るが、ハン尚宮はチャングムの「味を描く能力」を最大限に引き出そうと、チャングムの訓練を始める。一方、チェ尚宮も競い合いに勝つための裏工作を進めていた。そんな時、宮中のみその味が変わるという事件が起きる。みその味が変わることは不吉の前兆とされていた。女官長から原因追求を厳命されたチョン最高尚宮は、これを競い合いの最初の課題とする。 第14話「蜂の針」 みその味が変わった原因を突き止めたハン尚宮(サングン)とチャングム。しかし、いまだ味覚の戻らないチャングムは気が晴れない。ある日チャングムは、かつて医師だった菜園のウンベクに相談に行く。ウンベクが蜂の針を調べていると聞いたチャングムは、自分に蜂の針を試して欲しいと申し出るが、断られる。力を落とすチャングムに、居合わせたチョンホが慰めの言葉をかける。その頃、水剌間(スラッカン)では「新しく考案した料理を競い合う」という毎年恒例の行事が近づいていた。チェ尚宮は、これを利用しチャングムの味覚が失われていることを確かめようとする。 第15話「捨てられた食材」 王は、チャングムが作った鯨肉の串焼きに高い評価を下す。チェ尚宮(サングン)は、チャングムが味覚を失っていると暴露、女官たち全員の前でチャングムの味覚検査を行い水剌間(スラッカン)に残れるかどうか決めるべきだと主張する。チャングムは課題に全問正解、味覚が戻ったことを証明。チャングムは味覚が戻ったことを菜園のウンベクに知らせるとともに、慰めてくれたお礼にとチョンホに料理を作って渡す。次の競い合いの迫ったある日、皇太后から次の課題が出される。課題は、「これまで捨てていたものを利用した料理」だった。 第16話「真心」 競い合いの結果、皇太后が選んだのはクミョンが作った料理だった。チャングムが勝ち負けにこだわるあまり料理の本質を疎かにしたことを重く見たハン尚宮(サングン)は、チャングムに近くの寺で療養中の尚宮の世話をするよう言いつける。失意の中、宮中を後にするチャングム。寺に手伝いに来ていたカン・ドックに連れられて行った近くの海岸で、チャングムはチョンホに両親のことを打ち明ける。そして寺で病気の尚宮を看病する中で、大切なことに気づく。 第17話「疫病と策略」 クミョンは、チョンホがチャングムに心惹かれていることを知り、チャングムに激しい憎しみを抱く。その頃、宮中では2回目の競い合いの課題が発表される。それは肉の代わりに四季を通じて食べられる魚の刺身だった。氷の調達に不自由しないチェ尚宮とクミョンは、自分たちに有利な課題が出た事に満足する。数日後、謀反者が逃げ込んだとして、女官たちの部屋が兵士により一斉捜索される。捜索に立ち会ったチョン最高尚宮は、チェ尚宮の部屋で代々最高尚宮にのみ受け継がれるはずの秘伝の書を見つけ、驚愕する。 第18話「料理人の信念」 疫病感染の疑いをかけられ、チョン最高尚宮が宮廷外に隔離された。この期を利用して、女官長たちは最高尚宮職の交替を謀り、チェ尚宮が水刺間の最高尚宮代行を務める事になる。チェ尚宮は、ハン尚宮とチャングムに明国からの使者をもてなすよう太平館行きを命じる。使者は山海の珍味しか口にしない食通として有名で、チェ尚宮は使者を怒らせ、ハン尚宮を失脚させようと目論んでいた。しかし、ハン尚宮は、使者の患っている糖尿病がこの長旅で悪化していることを知り、質素な野菜料理を用意する。 第19話「対決」 明国からの使者は、チャングムの野菜料理と料理人としての志を高く評価。悔しいチェ尚宮(サングン)は女官長に、自分の采配で騒ぎが無事納まったと報告する。疫病の疑いで隔離治療中の女官たちは快方に向かっていたが、チョン最高尚宮(チェゴサングン)だけは急激に悪化していた。一方、チャングムは皇后に呼び出され、寺で看取った尚宮の様子を語る。同席した長官は、太平館での出来事を引き合いに、チャングムならば心を尽くしたに違いないと皇后に告げる。太平館での一件は、皇后を通じて皇太后の耳に入り、女官長とチェ尚宮は皇太后から厳しく叱責される。 第20話「誘拐」 水剌間(スラッカン)の最高尚宮(チェゴサングン)の座を巡る競い合いの最終課題は、王と皇太后に捧げる「最高の料理」に決まった。ハン尚宮(サングン)は、かつて親友のミョンイと作った酢を使うことを決め、チャングムも母の日誌から、母が親友と一緒に埋めた酢の存在を知り、その在りかを突き止める。一方、チェ尚宮は実力勝負で料理に挑む決心をするが、兄のチェ・パンスルはチェ尚宮に内緒で、ユン・マッケにヨンノを使っての妨害工作を指示する。食材を荒らされたハン尚宮は、新たな食材を手に入れるため宮中を出るが、その帰りに乗った船で連れ去られてしまう。 第21話「野いちごの味」 ハン尚宮(サングン)の不在を知った皇太后は激怒するが、皇后が間をとりなし、競い合いは続行される。その頃、民家の蔵に閉じ込められていたハン尚宮を、ミン・ジョンホが発見し、救出する。やっとの思いで宮中に駆けつけたハン尚宮は、健闘を続けるチャングムにすべてを任せることに決め、様子を見守る。チャングムは3対3まで巻き返し、競い合いは最後のお菓子で勝敗が決まることに。皇太后の「最高の料理」はどれかという質問に、チェ尚宮は絶賛された子豚の肉の煮込みを挙げ、チャングムはこれから出すお菓子だと答え、野いちごの砂糖漬けを差し出す。 第22話「無念の死」 水剌間(スラッカン)の最高尚宮(チェゴサングン)にハン尚宮(サングン)が任命されるが、チェ尚宮たちが従わず、最高尚宮の就任式は中止となる。チョン最高尚宮は憤怒のあまり卒倒。王族以外は王宮で死ぬことが許されないという掟に従い、宮中から退出させられたチョン尚宮に、チャングムとヨンセンが看病のために付き添う。チョン尚宮はチャングムに、ハン尚宮が最高尚宮の職を投げ出さないよう助けて欲しいと頼み、静かに息を引き取る。チョン尚宮を荼毘に付し、水剌間に戻ったチャングムは、女官たちの仕事放棄にあい、途方に暮れるハン尚宮を目にする。 第23話「横領発覚」 ハン尚宮(サングン)は競い合いのやり直しを皇太后に提案し、自分が勝った場合には全権を与えてくれるよう申し出る。皇后は、尚宮たちの反対の原因はハン尚宮の身分が低いことにあり、秩序を戻すためには全権を与えることが必要だと意見し、皇太后はこの一件を皇后に委ねる。競い合いの課題は「炊飯」。各厨房の尚宮たちが試食し、ハン尚宮に軍配が上がる。一方、横領疑惑調査のため、内禁衛(ネグミ)から司憲府(サホンブ)に異動を命じられたミン・ジョンホは、最高尚宮となったハン尚宮に協力を依頼。チャングムが宮中で支給される食材の出納係に任じられる。 第24話「危機迫る」 チェ尚宮(サングン)は、ヨンノに盗み出させたチャングムの帳簿を見るが、その中にあったチャングムの母ミョンイの日誌を、ハン最高尚宮(チェゴサングン)が女官時代に書いたものと思い、返却させる。ハン最高尚宮はヨンノが盗み見していた日誌を取り上げるが、それが親友ミョンイの日誌だとわかり驚く。ヨンノからハン最高尚宮の様子を聞いたチェ尚宮も、その日誌を書いた人物に思い当たる。さらにそれを持っていたチャングムの素性を悟り、衝撃に震える。一方、宮中の物資の横流しは、司憲府(サホンブ)を通じて中宗に報告され、危機感を募らせたオ・ギョモらは、ミン・ジョンホ追放を画策する。 第25話「母の敵(かたき)」 ついに互いの素性を知ったチャングムとハン最高尚宮(チェゴサングン)。胸のうちに秘めていた思いを語り合い、喜びの涙にむせぶ。チャングムから母ミョンイの死の真相を聞いたハン最高尚宮は、すべてはチェ一族の仕業であることを推測。チャングムは母の敵(かたき)がチェ尚宮(サングン)であることを知る。このままではチャングムの命が危ないと悟ったハン最高尚宮は、先手を打ち、チェ尚宮とクミョン、ヨンノの三人を太平館へ派遣し、宮中から追い出す。一方、内禁衛(ネグミ)に戻ったミン・ジョンホは、カン・ドックの家に潜伏し、オ・ギョモ一派の調査を続けていた。 第26話「罠(わな)」 温泉地から戻った中宗が高熱で倒れ、意識不明となった。病因を探し出せない侍医と医務官チョン・ユンスに誤診の疑いがかかる。チェ・パンスルはユンスに近づき、病因は料理ではないかと吹き込む。ハン最高尚宮(チェゴサングン)は、故郷の温泉地を勧め、村のアヒルを料理に使ったことから身柄を拘束される。さらに温泉地のアヒルが猛毒の硫黄を含む温泉水を飲んでいたことを理由に、中宗に毒を盛ったとして罪を問われ、チャングムも連行される。オ・ギョモとチェ・パンスルは、流刑中の政敵チョ・グァンジョとハン最高尚宮を結びつけ、謀反の罪を被せて同時に始末しようと画策する。 第27話「偽りの自白」 アヒルの安全性を主張するミン・ジョンホの報告を受け、内禁衛(ネグミ)の長官はアヒル料理の検証を申し出る。牢から出されたハン最高尚宮(チェゴサングン)とチャングムは料理を再現し、試食が行なわれる。ところが、試食に選ばれたホンイが、翌日高熱で倒れる。ふたりの罪は決定的となり、内禁衛に被害が及ぶことを恐れた長官は、ミン・ジョンホを自宅の蔵に幽閉する。チャングムを助けた内禁衛の副官、アヒルを売った店の主人、ハン最高尚宮とチャングムは厳しい取調べを受け、拷問に耐えかねたアヒル屋の店主が、ついに偽りの自白を始める。 第28話「助け船」 ハン最高尚宮(チェゴサングン)は、済州島(チェジュド)へ向かう船に乗る直前、息絶えた。チャングムは、自分たちを陥れた者たちを絶対に許さないと激しく怒り、復讐を誓う。一方、ミン・ジョンホは以前瀕死の重傷を負ったときに助けてくれた命の恩人がチャングムだったことをカン・ドックの妻から知らされ、職を辞して済州島へ向かう。済州島へ送られたチャングムは、何度も脱走を繰り返し、閉じ込められた蔵の中で、同じ奴婢の女性チャンドクと出会う。死んでも都に戻りたいというチャングムに、チャンドクは脱走する方法を教える。その頃、宮中ではチェ尚宮(サングン)が最高尚宮に就任していた。 第29話「一筋の光」 チャングムは、医女であるチャンドクの下で働くこととなったが、逃亡を助けるとウソをついたチャンドクに反発。さらに、豆や麦を丸めたものを薬と偽って高額で売りつけ、軍人のクマンと何かを企んでいるチャンドクに、ますます不信感を募らせる。その頃、都ではチャングムの罪を晴らすタメ、カン・ドックが中宗の高熱の原因とされたアヒルをもらい受けて毎日食べ続け、妻が妊娠。ヨンセンはアヒルを試食し高熱を出したホンイから、その直前にヨンノにアワビの甘露煮を食べさせられたことを聞き出すが、チェ最高尚宮(チェゴサングン)にミン尚宮(サングン)、チャンイともども水刺間(スラッカン)を追い出される。 第30話「新たなる挑戦」 チャングムは、奴婢が宮中に戻れる唯一の道は医女になることだと知り、改めてチャンドクに弟子にして欲しいと頭を下げる。チャンドクの厳しい指導の下、チャングムは必死に医術の勉強に励む。一方、宮中では一人悲しみに暮れるヨンセンが、中宗の目に留まる。数日後、ヨンセンは中宗の寵愛を受け、特別尚宮(とくべつサングン)になる。ある日、チャングムを連れて診察に出かけたチャンドクは、自分が禁じていた薬を患者が服用していたことを知り、薬を出した医者のもとに押しかける。その医者は、以前宮廷の菜園でチャングムと一緒に働いていたチョン・ウンベクだった。 第31話「初めての鍼(はり)」 チャングムが医術を学び始めて数年が過ぎた。チャングムは鍼の練習中、打ち方を間違え、危うくチャンドクを殺しかけてしまい、それ以来、鍼が打てなくなっていた。ある日、ミン・ジョンホに水軍を率いて牛島(ウド)へ行くように命令が下り、病人の治療のため、チャンドクも同行する。そこへチャングムに会うため済州島(チェジュド)へやって来たカン・ドックがひどい船酔いで運ばれてくる。トックと再開したその夜、済州島に倭寇が急襲し、逃げ遅れたチャングムたちは捕らえられてしまう。倭寇たちは重い病にかかった頭目を治療する医者を探していた。 第32話「無罪放免」 チャングムは、倭寇の頭目を治療したことで裏切り者の嫌疑をかけられ、都の義禁府(ウィグムブ)に連行される。済州島(チェジュド)の長ハン・ドンイクが、奴婢の女が倭寇と通じていたと報告したのだった。ミン・ジョンホは報告の虚偽を暴くが、オ・ギョモは王命により内通者は厳罰だと一蹴。事の真相は宮中に広まり、医女としてどう行動すべきかと医女たちに問われた皇后から、中宗に伝わる。中宗はハン・ドンイクを罷免、オ・ギョモにも厳重な注意を促し、チャングムは無罪放免となる。宮中の医官に復帰したウンベクは、復讐を諦めていないチャングムに、近く医女試験があるとは教えないことにする。 第33話「うぬぼれ」 医女試験に合格し、訓練生となったチャングム。これから半年の間で50の試験を受け、成績のよい者は宮中へ配属されるが、不可を3つとれば落第となる。教授のシン・イクピルは、チャングムが医女の資格もないのに治療を行ったとして、お前は決して医女になってはならぬ人間だと言い放ち、不可を1つ与える。チャングムは授業で医学の知識の豊富さを披露するが、シン教授の厳しい評価は変らない。ある日、チャングムはもう一人の教授イ・ヒョヌクに呼び出され、不可を取り消す代わりに、医女の出席が禁じられている宴会に修練生全員で行くよう命じられる。 第34話「王の怒り」 思い上がっていた自分に気付いたチャングムは、態度を改め、シン教授に謝罪し、シン教授はチャングムに謙虚さを忘れるなと説く。修練終了が近づき、イ教授は、宴会に出席しなかったチャングムに3つ目の不可を、シンビにも一度に3つの不可をつける。シン教授は抗議するが、逆に過去の過失のことで脅迫される。翌日、シン教授は全員落第を発表。慌てた左賛成(チャチャンソン)は再試験を行い、優秀な修練生たちを落第させた理由を問いただす。イ教授が修練生たちに宴会への参加を強要したことは、中宗の知れるところとなる。 第35話「疑惑」 医女見習いとして、チャングムはシンビとともに宮中の内医院(ネイウォン)に配属された。皇后に流産の兆しが現れ、召集を受けたチャングムは、水刺間(スラッカン)の最高尚宮(チェゴサングン)となったクミョンと顔を合わせ、さらに女官長となったチェ尚宮(サングン)とも再会する。クミョンとチェ女官長は、チャングムが突然舞い戻ってきたことに驚愕し、恐怖に震える。チャングムはまた、閑職に追いやられたミン尚宮とチャンイ、そして特別尚宮になったヨンセンとの再会を果たす。一方、ミン・ジョンホは上司の左賛成(チャチャンソン)の下、オ・ギョモ一派の一掃を目指し、先手を打つ。 第36話「誤診」 医女ヨリは皇后を脈診し、牢脈だと診断するが、チャングムとシンビは診断に疑問を感じる。内医院(ネイウォン)では、ヨリの脈診から流産後のお血による後陣痛で一致。ウンベクはヨリに鍼を打たせるが、皇后の容態はさらに悪化してしまう。シンビは内医院の医務官となったシン・イクピルに、チャングムが別の脈診ではないかと考えていることを打ち明ける。見解を求められたチャングムは、皇后は散脈で、双子を懐妊し、一人は死産、もう一人も死亡し、胎内に残っているのではないかと述べる。そこで、チャングムとヨリはもう一度、皇后を脈診することになる。 第37話「母・皇太后」 皇太后が突然、シン・イクピルの治療を受けないと言い出し、なぜ王室の親族であるイ・ヒョヌクを罷免し、粗末な医務官を寄越すのかと中宗を責める。皇太后はヒョヌクから、イクピルが数年前に誤診で高官を死なせ、それをもみ消したのが、謀反の罪で処刑されたチョ・グァンジョだと吹き込まれていた。皇太后の身を案じた中宗は、苦悩の末、イクピルの免職を決定する。窮地に追い込まれたイクピルを救うため、チャングムは皇太后に自分と賭けをして欲しいと申し出る。チャングムは、皇太后が謎解きに答えられなければ治療を受け、正解したら自分の命を差し出すという。 第38話「丸薬の秘密」 皇太后の病状は、治療を拒否している間に悪化し、煎じ薬を受け付けず、鍼(ルビ:はり)治療もできなくなる。診察の結果、脚気と判明。治療が遅れれば、命にも関わりかねない。ウンベクは食事療法を指示するが、脚気に効能がある食べ物は、皇太后の嫌いなものばかりだった。チャングムは皇太后の献立を調べ、食慣習に原因があることに気づく。そして、シン・イクピルの指示で材料を気づかれないように丸薬を作る。丸薬は皇太后の口に合い、皇太后は進んで摂取する。嫉妬したヨリは、チャングムの後をつけ、皇太后の嫌いなニンニクを材料にしていることを暴き出す。 第39話「ヨリの企み」 皇后は、チャングムが以前、水剌間(スラッカン)の女官だったことを思い出し、チャングムにメミルチョンビョンを作って欲しいと頼む。偶然にもクミョンが同じ料理を作ってくるが、皇后は手をつけず、チャングムの料理を食べる。屈辱を受けたクミョンは、ヨリとの取引に応じる。その頃、都の近くで疫病が発生し、中宗は医務官らの派遣を言い渡す。内医院(ルビ:ネイウォン)で派遣する医女を選ぶことになり、ヨリは自ら志願。その一方で、策を弄してチャングムの失態を作り出す。内医院で孤立したチャングムは、医女たちの結束に亀裂を入れた責任として、疫病地域への派遣を命じられる。 第40話「疫病発生」 チャングムを捜し、封鎖された村に戻ったミン・ジョンホ。置き去りにされたチャングムを励まし、村を脱出しようとするが、見捨てられたことに怒った村人たちに囲まれる。チョンホに暴行を働く村人たちを、チャングムは必死に制止し、治療を約束する。しかし、薬が足りないと知り、村人たちは再び暴れだす。チャングムは近くの村に薬を取りに行けるのは、チョンホしかいないと村人たちを説得。一日の猶予を与えられ、チョンホは村を出る。やがて、一人治療を続けるチャングムに疫病の症状が現れる。村人たちはチョンホが戻らないことに怒り、チャングムを納屋に閉じ込める。 第41話「ヨンセン懐妊」 疫病の原因が野菜の病害による食中毒であることを突き止めたチャングム。反論し、野菜を食べたチェ女官長にも同じ症状が現れる。医術を悪用し、恨みを晴らす絶好の機会が訪れるが、チャングムは迷った挙句、思い止まる。ミン・ジョンホは、命令に背き、報告を怠ったとして、オ・ギョモに責任を追及され、免職を余儀なくされる。そのころ内医院(ネイウォン)では、チャングムとヨリが対立。チョン・ユンスはチャングムに恵民署(ヘーミンソ)行きを命じるが、民を救った功績を中宗に認められ、内医院の副審議官となったチョンホが、命令を撤回する。一方、懐妊したヨンセンは、淑媛(スグォン)の位を授かる。 第42話「王の病」 チャングムは、ヨリが風熱のヨンセンに栄養価の高い食事を与え、流産させようと目論んでいることに気づく。ヨンセンの脈診が行われ、ヨリの診断が誤りだと判明する。ヨリは、シン・イクピルに問い詰められるが、あくまで脈がつかめなかったと答える。チャングムはヨリにチェ女官長への宣戦布告を告げ、先手を打つことを決意。硫黄のアヒル事件の真相を明らかにするため、中宗が倒れた原因を突き止め、誤診を証明しようとする。皇后から秘文書館に入る許可を得たチャングムは、監視の目を盗んで、閲覧を禁じられた中宗の病状日誌を持ち出し、中宗の病歴を調べる。 第43話「皇后の決断」 内侍府(ネシブ)の長官の計らいで、チャングムは釈放された。チェ女官長は抗議するが、長官は内侍府の中の問題だと一喝。次なる策を講じるチェ女官長は、チェ・パンスルに頼んで内侍府の役人を脅し、口を割らせる。一方、チョン・ユンスは中宗を傷寒症と診断したものの、最近頻繁に発症することから、他に病気があるのではないかと不安になっていた。チャングムは、ユンスがヨリを使って、密かに別の処方を試していることに気づき、病気の解明を急ぐ。事実をつかんだチェ女官長は、病状日誌の一件を皇后に報告。皇后は信頼を裏切ったチャングムを処分するよう命じる。 第44話「投獄」 皇后から中宗の病気の真相を突き止めるよう命じられたチャングムは、内侍府(ネシブ)の長官に連れられ、宮中の菜園へ赴く。菜園の診療所には、ミン・ジョンホとチャンドクが待っていた。チャングムは、中宗と同じく傷寒症を繰り返す患者たちを治療し、中宗の病因を探る。一方、宮中では再び料理に疑いが向けられていた。水剌間(スラッカン)とチェ・パンスルの屋敷が捜索され、クミョンの薬味入れから毒キノコのワライタケが見つかる。クミョンは覚えがないと必死に訴えるが、内侍府に拘束される。ヨリを使って罠を仕掛けたのは、チェ女官長に宮中を追われ、恨みを抱くヨンシン元女官長だった。 第45話「失明の危機」 宮中に現れたチャングムとミン・ジョンホは、料理には問題がなく、誤診だと主張。チェ女官長たちの取り調べを中止させる。チャングムは中宗の症状を突き止めたものの、病名は特定できなかった。チョン・ユンスは狐惑病と診断するが、その処方にチャングムは異を唱える。オ・ギョモらは、皇后が独断で事を進めたことが、しきたりに反すると非難。皇后はユンスに治療を任せるが、中宗の容態は悪化し、チャングムが予見したとおりの症状が現れる。治療はチャングムを委ねられ、中宗は快方に向う。ところが、突然、中宗の目が見えなくなり、チャングムとチョンホは捕らえられる。 第46話「医局長の遺書」 チャングムの治療により、中宗は視力を取り戻す。病気の原因を突き止め、処方を施したチャングムにオ・ギョモさえも感嘆する。疑惑の晴れたクミョンとチェ女官長は、釈放されることに。数日後、体調が良くなったは、ヨンセンの部屋を訪れる。チャングムは、ヨンセンの計らいで中宗に拝謁し、ハン尚宮の汚名をそそいで欲しいと訴える。一方、チョン・ユンスは誤診が明らかになり、思い悩んでいた。チャングムとミン・ジョンホがユンスの家を訪ねると、そこへチェ・パンスルの刺客が現われる。チャングムはユンスに事実を話すよう懇願するが、ユンスはついに自殺してしまう。 第47話「口封じ」 ヨンノはチェ女官長から大金と引き換えに姿を消すように言い渡され、一方でオ・ギョモからチェ女官長を告発しろと迫られていた。悩んだ末、チャングムに助けを求めるが、チャングムは申し出を断る。翌朝、チェ女官長が現われ、ミョンイの墓前でチャングムに許しを請う。チャングムに拒絶されたチェ女官長は、科挙試験に絡むオ・ギョモの不正をヨンノに告発させ、ヨンノは山中で密かに始末される。取り調べを受けたオ・ギョモは、これまでのチェ女官長の悪行をぶちまけ反論。そこへ内侍府の長官が現われ、硫黄アヒル事件の関係者を招集し、再調査を行うとの王命を伝える。 第48話「チェ一族の崩壊」 チャングムとミン・ジョンホに伴われ、死んだはずのチョン・ユンスが現われた。動揺したオ・ギョモとチェ女官長は互いに罪を擦り付け、これまでの悪事を暴露し合うことに。報告を受けた中宗は、左賛成に真相を究明し、罪人に厳罰を与えるよう命じる。チェ・パンスルも捕らえられ、取り調べが始まる。だがその直前、チェ女官長が逃亡を図る。キムチ納屋で身を潜めるチェ女官長を見つけたチャングムは、自首しなければクミョンがすべての罪を背負うことになると、自首するように訴える。納屋を出て行ったチェ女官長は、一人夜道を歩き、ミョンイの墓へと向かう。 第49話「つかの間の和み」 王位に就く前、危険な使いとも知らずに酒を配達に来た幼い娘が、チャングムであることを思い出した中宗。不思議な縁を感じ、チャングムへの信頼をより深くする。中宗に望むことがあるかと尋ねられたチャングムは、活人署への異動を願い出る。チャングムは、しばし宮中を離れて貧しい民を相手に治療に打ち込み、ミン・ジョンホとともに和やかな日々を送る。一方、水刺間では新しい最高尚宮が選ばれることになり、競い合いの結果、ミン尚宮が最高尚宮に就任する。そんな時、チャングムは皇后から宮中に呼び出される。 第50話「波紋」 チャングムを主治医に命ずるという中宗の発言は、宮中に大きな波紋を呼んでいた。辞職届けを出し、チャングムと逃げたミン・ジョンホ。後を追って来た右議政(以前の左賛成)に諌められ、都へ戻る決心をするが、右議政らの思惑に反し、チャングムに王の主治医になるよう勧める。チャングムは、皇后や内医院の人々、ヨンセンたちからも辞退するよう説得されるが、王命に従う決心をする。チョンホとチャングムへの非難が高まる中、皇太后からチャングムを中宗に拝謁させたことを問い詰められたヨンセンは、急に産気づき、危険な状態に陥ってしまう。 第51話「医術の心」 キョンウォン王子が高熱で意識を失った。中宗は皇后に、チャングムに治療を任せることを提案するが、皇后は拒む。王の主治医を辞退し、活人署に戻ったチャングムのもとに、天然痘にかかった子供が運ばれてくる。同じ頃、宮中ではキョンウォン王子の病が天然痘だと判明。治療法がなく、キョンウォン王子の身を案じる皇后は、ただ祈りを捧げるしかなかった。町中へ視察に出かけたシン医局長たちは、薬が配られ、予防法が広められているところを目にする。天然痘の患者は一つの活人署に集められ、隔離された小屋でチャングムが独り治療に当たっていた。 第52話「誤解」 チャングムに官職を与え、再び王の主治医にするよう命じた中宗に、大臣たちは激しく反発。右議政は王命を支持するミン・ジョンホに、宮中から追い出すと言い放つ。内医院ではシン医局長の意向を受け、チャングムの指揮に従うことで一致する。だが、中宗は皇太后に座り込みの抗議を受け、やむを得ず命令を取り下げる。心の病の治療としてチャングムと散策するようになった中宗は、王としての苦しみを打ち明ける。皇太后からチャングムを側に置きたければ側室にするよう進言され、中宗は今まで気付かなかったチャングムへの想いを悟る。 第53話「ふたつの愛」 チャングムとミン・ジョンホが慕い合っているこを知った中宗。側室になるのは嫌かと尋ねる中宗に、チャングムは医術の道を精進したいと許しを請う。翌朝、散策に出かけた中宗は、チョンホに弓で勝負し、チャングムのノリゲを賭けるよう命じる。一方、皇后はチャングムを側室にする準備を始めていた。王殿に現われたチョンホは、チャングムへの想いを中宗に明かし、チャングムは王の主治医になるべきであり、そう取り計らうのが自分の務めだと命を賭けて直訴する。自分の愛し方を決した中宗は、チャングムに「大長今」の称号を授け、王の主治医に任命する。 第54話「我が道」―特別編―(未放送シーンを含む) 中宗は頻繁な下痢と老衰によって腸閉塞を起こしていた。チャングムは、唯一の治療法として患部を直接切り取ることを提案する。王の腹を切り開くことに、皇后を始め周囲の反対はすさまじく、大臣たちはチャングムを厳罰に処すよう中宗に直訴する。内侍府の長官に北の門へ行くよう命じられたチャングムは、袋を被せられ、宮中から連れ出される。向かった先は流刑にされたミン・ジョンホのもとだった。同行した内侍府の役人からチョンホに、チャングムとともに明国に向かうよう王命が伝えられる。その頃、宮中では中宗が最期の時を迎えていた。 |