|
|
|
表紙に戻る
パニック障害
パニックに陥ることは誰にでもあることです。どんなに冷静な人でも、予期しない衝撃的な出来事が起これば、
ふだんの落ち着きは失われ、別人のように右往左往してしまうものです。
判断力も狂い、ふつうなら考えられないようなことをしてしまうこともあります。
心臓は高鳴り、息は速くなります。こうしたことは、人間にそなわった、正常な反応です。
危機に対して、エンジンを全開してからだ全体を駆動するため、神経や心臓のはたらきが急激に高まるのです。
パニック障害は、実際には危機でないのに、脳が幻の危機を感知してパニック発作が起きる病気です。
パニック発作に危険はありません.
パニック発作の時は、息苦しくなって、心臓が速く打ち、胸が痛くなるなどの症状が急に出てきます。
汗が激しくでたり、からだがふるえたりすることもあります。
症状は心臓発作に似ているので、死ぬのではないかと心配することが多く、
不安が不安を呼んでいてもたってもいられなくなります。
このため救急車で病院にかかることが多いものです。
病院では心電図などの検査をしますが結果は何の異常もない。
これが典型的なパニック発作です。
確かにパニック発作はこわい感じがしますが、もともと人間の正常な反応が急にあらわれたものですから、危険はまったくありません。
決まった場面で起こりやすくなることもあります電車やバスの中、人ごみの中、家にひとりっきりでいる時など、いつも決まった場所で
パニック発作が起こりやすい人もいます。
これが何回か起こると、たとえば電車に乗るのがこわいという心理につながります。
パニック障害には、このように場所に関係したタイプと、何のきっかけもなく突然発作が起こるタイプのふたつがあります。
いずれにしても危険がないという点では同じです。
|
- |
|